2008年04月23日

ハトムギ(ヨクイニン)

性味=甘、淡、涼
帰経=脾、肺、腎

(効きめ)
胃腸の働きをよくする。肺(五臓のひとつ)を補う。熱を冷まし排膿する。水分の巡りをよくする。水様性の下痢、関節痛(水がたまったり、湿気で憎悪する痛み)、筋腱のひきつり、関節の屈伸がしにくいもの、むくみ、肺膿腫、尿の白濁して出渋るもの、無色〜白色の帯下(おりもの)などを治す。口の乾きを少なくする。イボをとり肌を潤す。腸を乾燥させる作用(燥性)があり脾(五臓のひとつ)を補う。ガン細胞の発育を阻止する。
写真は
はとむぎ五穀茶…。(薬屋さんになにがある)に掲載。


(ひでぼ〜)


  

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2008年02月13日

風邪にカッコン湯って・・・

日本漢方生薬製剤協会HPより参照・・・


カッコン: 葛根
日本、朝鮮半島、中国各地の山野や林下、土手等に自生するツル性の多年生草本。茎は長剛毛があり、花序と共に白色の短毛を有す。 7~9月に葉腋に、花序の長さ10~20cmの多数の総状花をつける。花は紅紫色、稀に白色のものもあり、長さ18~20mm、蝶形、旗弁は薄く翼弁は濃い色となる。莢果は線形で長剛毛を有し、扁平で長さ6~8cmである。
根は長く太く伸びて、デンプン質に富む。
根の外皮を去り乾燥したものを薬用とする。
発汗、解熱、鎮痛作用があるとされるが、葛粉、葛餅、葛饅頭等に応用される。現在でも吉野産が有名である。










基原
クズ Pueraria lobata Ohwi
(マメ科 Leguminosae)の周皮を除いた根を乾燥したもの。
産地
中国 (湖北省、湖南省、四川省、浙江省 等)、韓国、日本
性状
通例、一辺約0.5cmの不正六面体に切断したもの、又は長さ20~30cm、幅5~10cm、厚さ約1cmの板状に縦割したもので、外面は淡灰黄色~灰白色を呈する。
横切面には形成層の特殊な発育による同心性の輪層又はその一部が認められる。
ルーペ視するとき、師部は淡灰黄色、木部は多数の道管が小点として認められ、放射組織はやや陥没する。
縦切面には繊維性の木部と柔組織とが交互に縦紋を形成する。
縦に割れやすく、折面は極めて繊維性である。
においがなく、味はわずかに甘い。
横切片を鏡検するとき、師部には結晶細胞列を伴う繊維束、木部には道管及び木部繊維が著しく、柔組織には多数のでんぷん粒が認められる。
でんぷん粒は多面体の単粒、まれに2~3個からなる複粒で、長径2~18μm、多くは8~12μm、中央にへそ又は欠裂を認め、層紋がある。
成分
でんぷん10~14%、daidzin、daidzein、puerarin、puerarinxyloside など
イソフラボン誘導体及びサポゲニンを含む。
生薬試験 局方規格値
プエラリン 2.0 %以上
純度試験  (1) 重金属 10ppm以下  (2) ヒ素 5ppm以下
乾燥減量  13.0%以下(6時間)
灰分    6.0%以下
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くず湯の作り方↓  
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2008年01月22日

頭痛~漢方

漢方医学ではこう診る慢性的な頭痛では、鎮痛薬を飲んでその場をしのぐことが多いようですが、常用することに対して心配する人も少なくありません。そのような場合、頭痛の特徴やその人の体質に合った漢方薬を利用することによって、鎮痛薬の量を減らせたり、鎮痛薬を飲まないでもすむようになったりします。

西洋医学では慢性頭痛を3つのタイプに分けていますが、漢方医学の視点からも、やはり頭痛をタイプに分けることができます。

1.片頭痛
片頭痛は、漢方の考え方で言う「気(生命エネルギー)」が正しく巡らず、逆行している「気逆」という状態であると考えられています。そのために気の巡りを元に戻す呉茱萸湯(ごしゅゆとう)などの漢方薬を用いて、症状を緩和していきます。
漢方薬が処方される際は、頭痛だけでなく、冷えや胃腸虚弱、肩や首のこりなど他の症状も考慮されるため、頭痛以外の不調も改善することができます。

片頭痛に用いられる漢方薬の一例
呉茱萸湯・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)・桂枝人参湯(けいしにんじんとう)・五苓散(ごれいさん)・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)など
2.緊張性頭痛
緊張性頭痛に関しては、葛根湯(かっこんとう)が有効であることが知られています。

緊張性頭痛に用いられる漢方薬の一例
葛根湯など
群発頭痛に対しては、今のところ漢方薬を用いることは少ないようです。

漢方の診察では、独特の「四診」と呼ばれる方法がとられます。 一見、ご自身の症状とはあまり関係ないように思われることを問診で尋ねたり、 お腹や舌、脈を診たりすることがありますが、これも頭痛が起こる原因を探るために必要な診察です。
また、体質改善を目的にする場合は長期にわたる服用が必要となります。 忘れずに根気よく飲み続けることが、症状改善の最大の鍵となります。 もちろんストレスや疲れをためず、生活のリズムを守ることも、頭痛の改善には必要です。

*すべての医師がこの診療方法を行うとは限りません。一般的な診療だけで終える場合もあります。

【監修医師 檜山幸孝】http://www.kampo-view.com/nayami/zutsuu02.html#kampo_c

※その他の例として・・・(重複内容有)
1.葛根湯(かっこんとう)
発熱や悪寒、肩こりを伴う「頭痛」に多く用いられます。
2.五苓散(ごれいさん)
口が渇き、尿量が少なく「めまい」「腹痛」をともなう「頭痛」に多く用いられます。
3.釣藤散(ちょうとうさん)
血圧が高めで、朝に痛みで目が覚めるような「頭痛」に多く用いられます。
4.柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
肩や首筋がこり、口が苦く粘り、胸脇苦満のある「頭痛」に多く用いられます。
5.加味逍遙散(かみしょうようさん)
「月経異常」や「発作性ののぼせ」や神経症を伴う「頭痛」に多く用いられます。

6.半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
足が冷えて、「めまい」「頭重感」を伴う様な「頭痛」に多く用いられます。
7.呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
胃腸が弱く冷え症で、倦怠感があり、嘔吐を伴う激しい「頭痛」に多く用いられます。

8.桂枝人参湯(けいしにんじんとう)

疲れやすく、冷え症で胃腸が弱く下痢しやすい人の「頭痛」に多く用いられます。



以上が「漢方薬」運用の代表的な処方あります。 ご相談ください 。


前回と同様の内容ですが・・・。西洋医学的考え↓続きをどうぞ。。
  
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2007年11月16日

漢方講座…

自然との調和〜冬

冬を「閉蔵」と称し、万物が戸を閉ざして、陽気を潜伏させることを意味する。河水は結氷し、地面は凍裂する。
・必ず早く寝、朝は必ず遅くなるまで床にある。
・日が昇ってから起きるというように、寒気から身を護ることにつとめる。
・意思は潜み隠すように、またあたかも人には言えない秘密をいだいているように、とにかくそっとしておかなければならない。
・潜伏している陽気がにわかに奪われたりしないために、汗をかいて肌皮が開かないようにしなければならない。
(これが冬気に対する適応法であり、その蔵気を保養する道)

  

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2007年11月16日

漢方講座…

自然との調和〜秋

秋を「容平」と称し、万物は成熟して結実し、容(かたち)が平定することを意味する。地気は粛清にして、物みな色彩鮮明である。
・早寝早起きをしなければならない。
・鶏さながら日暮れれば眠り、明ければ起きる。
・志気はつとめて平静を保ち、秋月の草木を枯死させる粛殺の気が、人体に及ぼす悪影響の緩和をはからなければならない。
・精神も十分ひきしめて、秋気と人体との融和をはからなければならない。
・これらの努力によって肺気を清浄に保つことができる。
(これが秋気に対する適応法であり、その収気〈肺による天気をからだに収めるの意〉を保養する道)

  

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2007年11月16日

漢方講座…

自然との調和〜夏

夏を「藩秀」と称する。万物が成長して繁栄華美なることをいう。天地陰陽の両気が盛んに交合し、万物に花咲かせ実らせる。
・いくら夜更かしをしてもよいが、朝は早く起き、炎天の日長に倦まないようつとめなければらない。
・気持ちは常に愉快さを保ち、怒気を含まないように注意しなければならない。
・植物が開花するように、人体にあっても内の陽気を皮膚を通じて外に宣通放散しうるように、すべて外界志向させなければならない。

(これが夏気に対する適応法であり、その成長の気を保養する道)


  

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2007年11月16日

漢方講座…

自然との調和〜春

○春を「発陳」と称し、春陽上昇とともに潜気発散し、天地の間に万物みな発生する。
・就眠をいくら遅らせもよいが、朝は早めに起きて散歩するのがよい。
・頭髪はもとどりを解いて形をゆるめ、全体をゆったりと自由にする。
・心中の意欲を起こし、育てる。起こした意欲はのびのびと成長させるべきで、抑えつけてはならない。
・生長に役立つものはすべて施すべきで、奪ってはならない。
(これが春気に対する適応法であり、その生気を保養する道)

  

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2007年11月15日

お昼の漢方講座…


飲食の問診;
たくさん食べてもすぐに腹がへるのは「胃強」であり、消化しにくいのは「脾弱」である。冷たいものを好んで飲食するのは「熱証」であり、朝食べたものを夕方吐くのは「寒証」である。子どもの偏食、腹痛、やせは「虫積」のこともある。口が苦いのは「肝胆に“火”があり」、口が甘いのは「脾に“湿熱”があり」、口が酸っぱいのは「肝胃が“和”せず」、口がからいのは「腎虚の“水はん”であり」、口に稀薄な唾液がわきでるは「“胃寒”である」。口がよく乾くのは真渇であって胃中に“火”があるため。あまり水を飲まず、飲水量が多くないのは仮渇であって、胃中に“湿”があるためである。冷たい水をよく飲む場合は“胃熱”であり、逆に熱いのを飲みたがるのは“内寒”である。

  
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2007年11月09日

漢方講座のこと



ただ目に付いたところを抜粋して多少付け加えていますが…ちょっとやめようかと思ったんですが、記事別アクセスに案外見ている人がいて驚いてます。もう少し工夫してやって行こうと思います。よろしくお願いしますね。この本もけっこうイラストがあっておもしろいので参考にしてます。

では、またね。

  

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2007年11月09日

お昼の漢方講座…


臭いの聞診…

★からだの臭い…

顔がギラギラして、脂の生臭さ、獣肉の臭いは→肝の病を疑ってみる。

焦げ臭い臭いは→心の病を疑ってみる

生ぐさい臭いの人は→肺の病を疑ってみる

腐ったような臭いの人は→腎の病を疑ってみる

かんばしい臭いの人は→脾の病を疑ってみる

熟練が必要ですね。からだの臭い…口臭があるのは多くは胃熱に属する。また消化不良、口内炎、歯槽膿漏、虫歯などが原因となる。げっぷに酸臭があるのは傷食(飲食の不摂生でおこる胃腸障害)、肝性昏睡の病人は異常な悪臭を放つ。
分泌物の臭い…痰液、膿液、大小便が濃厚で悪臭のあるのは湿熱あるいは熱毒に属し、希薄で少し焦げくさい臭いがするのは、虚寒に属することが多い…。


難しいですね。いつも注意しているとなんとなくわかってきます。

  

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2007年11月08日

お昼の漢方講座…



問診

口の状態でわかる診断法…

口の中が苦い→肝胆に“火邪”がある。
口の中が甘い→脾に“湿・熱”がある。
口の中が酸っぱい→肝と胃が“調和”していない。
口の中が塩辛い→腎虚。
口に唾液がたまる→胃に“寒邪”がある。

五感の変化でわかる診断法…

目がどうもよく見えなくなった→肝の機能が衰えた“肝虚”
臭いがどうもわからなくなった→肺の機能が衰えた“肺虚”
唇の感覚が悪くなった→脾の機能が衰えた“脾虚”
耳が遠くなったようで音がよく聞こえない→腎の機能が衰えた“腎虚”
味の感覚が鈍くなって味がよくわからない→心の機能が衰えた“心虚”


※西洋医学的な臓器の機能とは多少異なります。難しい“虚”という考えや“陰・陽”の考えは難しく考えず、イメージでまずは考えてみて。

  

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2007年11月07日

お昼の漢方講座…



東洋医学的“睡眠”の問診…

飛ぶ夢は、上半身の気が盛んであることを示す。

殺しあったり、傷つけあったりするのは、陰気と陽気が盛んであることを示す。

落ちる夢は、下半身の気が盛んであることを示す。

人に物を与える夢は腹一杯を示す。

大声をあげて泣くのは、肺気が盛んであることを示す。

怒る夢は、肝気が盛んであることを示す。

物を盗む夢は飢えていることを示す。

大河を渡り、おどおどする夢は、陰気が盛んであることを示す。

大火の夢は、陽気が盛んであることを示す。

解釈は現代的ではないが、カラダの中の調子を脳へ伝えるサインが“夢”としている。

  

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2007年11月06日

お昼の漢方講座…



舌でわかる診断法(東洋医学的)。

淡い(舌質の色が全体に淡白)→一般に貧血傾向、虚寒証に属す。

紅(舌質の色があざやかな紅色)→一般に温熱証に属す。あるいは体力がなくてやせ細り、内部で“火”の力が旺盛(陰虚火旺)

えび茶→邪熱がきわまり、体の深部までおかしていることを示す。

紫(どす黒い)→体内に“お血”が蓄積していることを示す。(血液ドロドロ)
紫(淡い紫でなめらか)→陰証である。

※藍(なめらか)→陰虚証
※藍(かわいている)→“お”熱証(血の巡りが悪い)

※はかなり病が重いものにあらわれるとか



図説 東洋医学より

  

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2007年11月05日

お昼の漢方講座…





ツボでわかる診断法
※一部

合谷のツボを指で押さえてみる。その時痛ければ便秘(大腸の機能が衰えている)逆に気持ちよければ下痢であることが多い。歯痛のツボでもある。

急性胃病の症状は口唇周辺にあらわれる。眼球の真下、口唇の真横と交わるところに地倉というツボがある。このツボは地の気の倉…つまり飲食物を貯えておく倉という意。カサカサしたり吹き出物が出たら、胃の調子がよくないことを示す。

労宮について

中指と薬指の中央線上、手のひらの第2横紋と交わるところにこのツボがある。心労が重なるとこのツボに症状が集まる。
イライラしすぎ、不眠が重なる、心労がたまる、ノイローゼ気味になるなどで、この労宮を中心に汗ばんだり、カサカサしたりするようになる。一般に手のひらが油っぽい人は神経質だといわれるのはそのため…。

  

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2007年11月03日

お昼の漢方講座…










聞診

診断者の聴覚て嗅覚によって病人の発音、言語、呼吸、咳そう、呻吟、病人のからだから発する臭い、分泌物や排泄物の臭いから病状を診断する方法。

例)声の調子でわかる診断法

美しい響きがあり、潤いがあって、息のなだらかな声は、〈健康のシンボル〉

息がプッツリと切れるような人は、「情」が発揚しないためで原因は悲憂による〈気うつ症に多い〉
細々と反復していう。何か独り言でもないように、細々とくりかえしていうのは、〈心気の不足〉

呼気があらい。話すときも、息を何かにぶっつけるように吐き出す。〈脾熱(消化器官が内熱をもっている)〉

かん高い声。声がかん高く、清くさえて悲哀の情を含む。キンキンするような印象を与える。〈肺病の疑い〉

羽のように軽い声。語気に力なく「羽」のように軽く、ふわふわとした印象を与えるのは、〈腎虚〉
急に多言になったら〈肝の病〉などそのほかいろいろありますがまた今度。  

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