2008年02月13日
溶連菌感染症について・・・
最近、よく耳にするので調べてみました。
http://www.asahi-net.or.jp/~mf4n-nmr/disease3.htmlより
溶連菌感染症(1)正式な名前
正しく言うと、A群β(ベーター)溶血性連鎖状球菌感染症ですが、略して溶連菌感染症と呼ばれます。子供に多い病気で、これは「溶連菌一次症」と「溶連菌二次症」に分けられます。
(2)溶連菌一次症とは
普通、溶連菌感染症と呼んでいるのがこれで、溶連菌による扁頭炎とか猩紅熱がその代表です。そのほかにリンパ腺炎、中耳炎、とびひなどの一部も溶連菌の感染で起こることがあります。溶連菌による扁頭炎の特徴は、のどの痛みが強く、突然高い熱が出やすいことです。猩紅熱になると扁頭炎のほかに、皮膚にこまかい発疹が現れ、舌が莓のようになります。これを「いちご舌」といいます。
(3)溶連菌一次症の診断
のどの赤く腫れている部分を綿棒などで擦りとり、培養して溶連菌を証明する(咽頭培養)ほかに、血液検査でASLO(アスロ)ASKなどの検査結果から推定することもあります。ASLOはASO(アソ)とも略されます。例えば、感染初期に採血したASOの数値が、3~4週間後に調べた数値より充分に高くなっていると、まず溶連菌感染症と考えられます。
(4)溶連菌感染症の治療
ペニシリン系かセフエム系の抗菌薬が100%有効で、服用して1~2日で熱の下がってくることが多いのですが、完全に治すためには1週間から10日位服用を続ける必要があります。
(5)猩紅熱とのちがい
猩紅熱も溶連菌感染症の一つですが、この病気は明治時代に法定伝染病に指定されたまま取り消されていないので、医師がこの診断名をつけると、法律に従い患者は伝染病棟に隔離される他、周囲の消毒をするとか大変なことになってしまいます。
現在では、ペニシリン系をはじめ有効な抗菌薬がたくさんあるので、伝染性についてはそれほど心配する必要はありません。猩紅熱は溶連菌感染症の一つで法定伝染病ですが、溶連菌感染症自身は法定伝染病に指定されていません。そのため医師は猩紅熱を含めた病名として溶連菌感染症という診断名をつけることが多いようです。家族内にこの病気の患者が出たら、子供は予防的にペニシリン系などの抗菌薬を服用させるほか、よく「うがい」をさせておくことが望まれます。
(6)溶連菌二次症とは
溶連菌感染症が重要なわけは、溶連菌一次症に続いて3~4週間後に急性腎炎やリューマチ熱を引き起こす可能性があるからです。この急性腎炎やリューマチ熱を溶連菌二次症と呼びます。これは一次症の治療が適切でなくて病巣感染が作られてしまい、これに対する一種のアレルギー反応として急性腎炎やリューマチ熱が引き起こされるのです。
もちろん、溶連菌感染症(一次症)にかかれば必ず二次症になるというわけではなく、体質とか色々の要素が関係するので、実際に二次症まで進むのはまれと言えます。しかし、一次症を完全に治しておけば二次症になることがほとんど無くなるので、一次症を予防し、たとえ感染しても一次症の段階で正しく診断し、適切な治療をすることが大切なのです。(77.5.9記、97.7.9登録)
注:「伝染病予防法」は98年に改正されて「感染症予防法」に改名され、「猩紅熱」は法定伝染病でなくなりました。
http://www.asahi-net.or.jp/~mf4n-nmr/disease3.htmlより
溶連菌感染症(1)正式な名前
正しく言うと、A群β(ベーター)溶血性連鎖状球菌感染症ですが、略して溶連菌感染症と呼ばれます。子供に多い病気で、これは「溶連菌一次症」と「溶連菌二次症」に分けられます。
(2)溶連菌一次症とは
普通、溶連菌感染症と呼んでいるのがこれで、溶連菌による扁頭炎とか猩紅熱がその代表です。そのほかにリンパ腺炎、中耳炎、とびひなどの一部も溶連菌の感染で起こることがあります。溶連菌による扁頭炎の特徴は、のどの痛みが強く、突然高い熱が出やすいことです。猩紅熱になると扁頭炎のほかに、皮膚にこまかい発疹が現れ、舌が莓のようになります。これを「いちご舌」といいます。
(3)溶連菌一次症の診断
のどの赤く腫れている部分を綿棒などで擦りとり、培養して溶連菌を証明する(咽頭培養)ほかに、血液検査でASLO(アスロ)ASKなどの検査結果から推定することもあります。ASLOはASO(アソ)とも略されます。例えば、感染初期に採血したASOの数値が、3~4週間後に調べた数値より充分に高くなっていると、まず溶連菌感染症と考えられます。
(4)溶連菌感染症の治療
ペニシリン系かセフエム系の抗菌薬が100%有効で、服用して1~2日で熱の下がってくることが多いのですが、完全に治すためには1週間から10日位服用を続ける必要があります。
(5)猩紅熱とのちがい
猩紅熱も溶連菌感染症の一つですが、この病気は明治時代に法定伝染病に指定されたまま取り消されていないので、医師がこの診断名をつけると、法律に従い患者は伝染病棟に隔離される他、周囲の消毒をするとか大変なことになってしまいます。
現在では、ペニシリン系をはじめ有効な抗菌薬がたくさんあるので、伝染性についてはそれほど心配する必要はありません。猩紅熱は溶連菌感染症の一つで法定伝染病ですが、溶連菌感染症自身は法定伝染病に指定されていません。そのため医師は猩紅熱を含めた病名として溶連菌感染症という診断名をつけることが多いようです。家族内にこの病気の患者が出たら、子供は予防的にペニシリン系などの抗菌薬を服用させるほか、よく「うがい」をさせておくことが望まれます。
(6)溶連菌二次症とは
溶連菌感染症が重要なわけは、溶連菌一次症に続いて3~4週間後に急性腎炎やリューマチ熱を引き起こす可能性があるからです。この急性腎炎やリューマチ熱を溶連菌二次症と呼びます。これは一次症の治療が適切でなくて病巣感染が作られてしまい、これに対する一種のアレルギー反応として急性腎炎やリューマチ熱が引き起こされるのです。
もちろん、溶連菌感染症(一次症)にかかれば必ず二次症になるというわけではなく、体質とか色々の要素が関係するので、実際に二次症まで進むのはまれと言えます。しかし、一次症を完全に治しておけば二次症になることがほとんど無くなるので、一次症を予防し、たとえ感染しても一次症の段階で正しく診断し、適切な治療をすることが大切なのです。(77.5.9記、97.7.9登録)
注:「伝染病予防法」は98年に改正されて「感染症予防法」に改名され、「猩紅熱」は法定伝染病でなくなりました。
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この記事へのコメント
溶連菌といえば、まだ私が若かりし頃、子供がこの病気にかかって病院に行ったときのことをふと思い出しました。
私ものどが変だったので、ついでに同じ小児科でみてもらおうと思い、子供と一緒に順番を待っていたら、看護婦さんが「…ちゃん」と何度も呼ばれていました。ふと、自分の事だと思い、「ハーイ」と返事をしたら、気まずい顔で「中へどうぞ」
診察してもらったら、先生いわく「りっぱな溶連菌です。あまり、大人はかからないんだけどねー」の一言でまたもガックリ。
私ものどが変だったので、ついでに同じ小児科でみてもらおうと思い、子供と一緒に順番を待っていたら、看護婦さんが「…ちゃん」と何度も呼ばれていました。ふと、自分の事だと思い、「ハーイ」と返事をしたら、気まずい顔で「中へどうぞ」
診察してもらったら、先生いわく「りっぱな溶連菌です。あまり、大人はかからないんだけどねー」の一言でまたもガックリ。
Posted by ケンバー at 2008年02月13日 17:23
こんにちは^^
溶連菌と簡単に言われて熱を出し点滴をしたバムセです。
病院で言われた事と同じですが、あの時は熱でぼーーーとしていたので改めてしると・・・・
治ってよかったと思いながらも・・・やっぱり・・・こどもの病気だったんだ・・・・半分にしても・・大人なのにかかってしまいました。
よーく考えると・・・・子バムセと同じ症状なのですが、子バムセも溶連菌だったのかなーと思ってしまいます。でも治っているってことは???
とってもわかりやすくて、勉強になります。寒いのでもう少しおとなしくしておきます・・・・・
溶連菌と簡単に言われて熱を出し点滴をしたバムセです。
病院で言われた事と同じですが、あの時は熱でぼーーーとしていたので改めてしると・・・・
治ってよかったと思いながらも・・・やっぱり・・・こどもの病気だったんだ・・・・半分にしても・・大人なのにかかってしまいました。
よーく考えると・・・・子バムセと同じ症状なのですが、子バムセも溶連菌だったのかなーと思ってしまいます。でも治っているってことは???
とってもわかりやすくて、勉強になります。寒いのでもう少しおとなしくしておきます・・・・・
Posted by バムセ at 2008年02月13日 17:46
☆ケンバーさん♪
免疫力の谷間なんでしょうね。子供っていうのは、今元気だったかと思えば気がついたらグッタリしてる。つまりカラダの大きさのエネルギーを目一杯使う。だから消耗した時に、“谷間”に落ち込み、こういう感染証にかかってしまう…。大人も自らの“免疫力の貯金”を知らず知らずのうちに“使い切ってしまって”かかってしまう…。こういう理由でしょうね。
免疫力の谷間なんでしょうね。子供っていうのは、今元気だったかと思えば気がついたらグッタリしてる。つまりカラダの大きさのエネルギーを目一杯使う。だから消耗した時に、“谷間”に落ち込み、こういう感染証にかかってしまう…。大人も自らの“免疫力の貯金”を知らず知らずのうちに“使い切ってしまって”かかってしまう…。こういう理由でしょうね。
Posted by ひでぼ〜不養生な薬屋 at 2008年02月13日 18:21
☆バムセさん♪
養生してください。たぶん、無理がたまって、大人でもこういう“子供の感染症”にかかってしまうこともあります。甘いものや冷たいものなどが好きな方々に多いみたいですよ。早く良くなってくださいね。お大事に。('-^*)/
養生してください。たぶん、無理がたまって、大人でもこういう“子供の感染症”にかかってしまうこともあります。甘いものや冷たいものなどが好きな方々に多いみたいですよ。早く良くなってくださいね。お大事に。('-^*)/
Posted by ひでぼ〜不養生な薬屋 at 2008年02月13日 18:25
ほでぼ~さん ちょっと難しい話ですね?
Posted by マッシー!! at 2008年02月13日 19:04
☆マッシーさん♪
ほでぼ〜でもいいですよ(^_^;)
難しいけど、抵抗力は知らず知らずのうちに落ちているという意味ですね。子供がかかるというのは抵抗力が不安定になりやすいという意味です。大人も無理がたたるとかかってしまうのですね。普段のうがい手洗いが大切ですね。あと過労は禁物ですよ(^O^)/
ほでぼ〜でもいいですよ(^_^;)
難しいけど、抵抗力は知らず知らずのうちに落ちているという意味ですね。子供がかかるというのは抵抗力が不安定になりやすいという意味です。大人も無理がたたるとかかってしまうのですね。普段のうがい手洗いが大切ですね。あと過労は禁物ですよ(^O^)/
Posted by ひでぼ〜不養生な薬屋 at 2008年02月13日 19:18
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