2008年02月26日
骨粗しょう症・・・
ためしてガッテン2007/6/13より
骨がスカスカになる「骨粗鬆症(こつ・そしょう・しょう)」。寝たきりの原因となる太ももの骨折は、この15年で倍増!
対策には「骨の材料となるカルシウムをとること」だと思いがちですが、去年、骨粗鬆症学会が発表したガイドラインには「カルシウムの効果には限界」との内容が。さらに、血管に“骨”ができて心筋こうそくの原因になることや、骨密度が高くても骨折してしまう人がいることが最近の研究から判明・・・。
最新の骨粗しょう症対策とは?
問題:スーパーサウルスの骨の特徴は?
答え:穴が開いている
問題:骨を強くする効果が小さいと言われるスポーツは?
答え:水泳
※浮力のため、陸上での運動と比べると、骨を強くする効果は小さいと言われています。ただし、足腰が衰え、陸上での運動に転倒などの危険があるお年寄りなどには、勧められるケースもあります。
問題:破骨細胞の働きを抑える物質は?
答え:女性ホルモン
「血管に骨ができる?」
50代、60代の女性10人で骨密度の検査をしたところ、骨粗しょう症の方が1人、予備軍が2人見つかりました。
しかも、骨粗しょう症の方のX線写真を見ると、なんと動脈にカルシウムがたまっていました。心臓の専門家に尋ねると「血管に骨ができていてる」といいます。
※血管にカルシウムが付着した状態を「血管の骨」と呼んでいます。これは、組織の面から見ると骨と酷似しているためです。血管に骨が実際にできるわけではありません。※骨密度測定は、内科や整形外科がある大きな医療機関で受けられます。事前に医療機関にご確認下さい。測定方法には、超音波やX線など、さまざまなものがあります。
血管にできた骨??
血管に骨ができることは「血管の石灰化」と呼ばれています。この現象は血管の中にカルシウムが付着するというもので、動脈硬化の人によく見られます。X線やCTを使った撮影や、エコーなどの検査で調べられます。
骨のカルシウムが足りないのに、血管にカルシウムが付着するこの現象は「カルシウム・パラドックス」と呼ばれ、大規模な調査でも確認されています。
なぜ、骨にあるはずのカルシウムが血管で発見されるのでしょうか? その理由は、血管細胞、骨芽細胞、破骨細胞の3つのうちのどれかにあります。
「破骨細胞のお仕事」
血液中のカルシウムは、食後しばらくすると減ってしまいます。そのため、破骨細胞は骨を壊してカルシウムを血液に加えます。逆に余裕のあるときは、骨芽細胞が骨に蓄えます。骨はカルシウムの貯蔵庫なのです。
実はカルシウムは、心臓などの筋肉を動かすのに欠かせない物質。破骨細胞と骨芽細胞は、血液中のカルシウムの量を調整しているのです。
ところが、老化とともに腸からのカルシウムの吸収率が落ち、不足しやすくなります。
そこで、骨からカルシウムをとけださせてちょうせいしようとします、破骨細胞の働きが活発になりすぎると、やがて骨粗しょう症になってしまう場合があるのです。
では、なぜ血管の中にカルシウムがたまってしまうのでしょうか?
「カルシウム不足」の危険信号を受けると、血管の細胞は、なぜかカルシウムをため込んでしまうのです。血管の細胞と骨芽細胞は、同じ細胞から生まれた兄弟のようなもので、血管の細胞も骨を作る能力をもともと持っているためだと考えられています。
血管にカルシウムがたまると、その部分が傷つきやすくなります。血液のカルシウムが不足すると、骨が弱くなるだけでなく、動脈硬化のリスクまで増やしてしまうのです。
「骨太なのに骨折」
愛知県に住む67才の女性は、去年、犬の散歩中に地面に手を一瞬ついただけで手首を骨折してしまいました。しかし、病院で測った骨密度は、同年代では正常の89%。本人も骨には自信があったといいます。
最近の研究では、「骨密度で説明できる骨折のリスクは70%程度」といいます。では、残りの30%はどんな原因なのでしょうか?
破骨細胞は、骨を壊すのにおよそ20日間かかります。その後、骨芽細胞が骨を再生させますが、それにはおよそ90日間かかります。この間、骨のつくりかえられている部分は、小さなへこみができているような状態で折れやすくなっています。
破骨細胞の活動を抑える女性ホルモンが減ると、破骨細胞は歯止めがきかなくなり、骨を作りかえている“工事中”の部分が増え、骨折するリスクが高まるのです。
骨のつくりかえられている部分が多いかどうかは「骨代謝マーカー」という検査で調べることができます。骨が壊されるときに出る分解物が尿にどれくらい含まれているかを調べるのです。
※骨代謝マーカーは、多くの場合、尿や血液の検査を行っている医療機関で受けられます。事前に確認してから医療機関を訪ねてください。
骨密度以外の骨折のリスク
同じ骨密度であっても、下のような項目に当てはまる人は、その分だけリスクが高まります。
過去にささいなことで骨折したことがある人 2倍
※交通事故などの骨折は含みません
親の骨折(親に太ももの付け根の骨折の経験がある人) 2.3倍
喫煙習慣のある人 1.3倍~1.8倍
日本酒換算で1日2合以上の飲酒の習慣のある人 1.3倍~1.7倍
※骨粗鬆症学会が発表した「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」2006年度版に基づく
骨がスカスカになる「骨粗鬆症(こつ・そしょう・しょう)」。寝たきりの原因となる太ももの骨折は、この15年で倍増!
対策には「骨の材料となるカルシウムをとること」だと思いがちですが、去年、骨粗鬆症学会が発表したガイドラインには「カルシウムの効果には限界」との内容が。さらに、血管に“骨”ができて心筋こうそくの原因になることや、骨密度が高くても骨折してしまう人がいることが最近の研究から判明・・・。
最新の骨粗しょう症対策とは?
問題:スーパーサウルスの骨の特徴は?
答え:穴が開いている
問題:骨を強くする効果が小さいと言われるスポーツは?
答え:水泳
※浮力のため、陸上での運動と比べると、骨を強くする効果は小さいと言われています。ただし、足腰が衰え、陸上での運動に転倒などの危険があるお年寄りなどには、勧められるケースもあります。
問題:破骨細胞の働きを抑える物質は?
答え:女性ホルモン
「血管に骨ができる?」
50代、60代の女性10人で骨密度の検査をしたところ、骨粗しょう症の方が1人、予備軍が2人見つかりました。
しかも、骨粗しょう症の方のX線写真を見ると、なんと動脈にカルシウムがたまっていました。心臓の専門家に尋ねると「血管に骨ができていてる」といいます。
※血管にカルシウムが付着した状態を「血管の骨」と呼んでいます。これは、組織の面から見ると骨と酷似しているためです。血管に骨が実際にできるわけではありません。※骨密度測定は、内科や整形外科がある大きな医療機関で受けられます。事前に医療機関にご確認下さい。測定方法には、超音波やX線など、さまざまなものがあります。
血管にできた骨??
血管に骨ができることは「血管の石灰化」と呼ばれています。この現象は血管の中にカルシウムが付着するというもので、動脈硬化の人によく見られます。X線やCTを使った撮影や、エコーなどの検査で調べられます。
骨のカルシウムが足りないのに、血管にカルシウムが付着するこの現象は「カルシウム・パラドックス」と呼ばれ、大規模な調査でも確認されています。
なぜ、骨にあるはずのカルシウムが血管で発見されるのでしょうか? その理由は、血管細胞、骨芽細胞、破骨細胞の3つのうちのどれかにあります。
「破骨細胞のお仕事」
血液中のカルシウムは、食後しばらくすると減ってしまいます。そのため、破骨細胞は骨を壊してカルシウムを血液に加えます。逆に余裕のあるときは、骨芽細胞が骨に蓄えます。骨はカルシウムの貯蔵庫なのです。
実はカルシウムは、心臓などの筋肉を動かすのに欠かせない物質。破骨細胞と骨芽細胞は、血液中のカルシウムの量を調整しているのです。
ところが、老化とともに腸からのカルシウムの吸収率が落ち、不足しやすくなります。
そこで、骨からカルシウムをとけださせてちょうせいしようとします、破骨細胞の働きが活発になりすぎると、やがて骨粗しょう症になってしまう場合があるのです。
では、なぜ血管の中にカルシウムがたまってしまうのでしょうか?
「カルシウム不足」の危険信号を受けると、血管の細胞は、なぜかカルシウムをため込んでしまうのです。血管の細胞と骨芽細胞は、同じ細胞から生まれた兄弟のようなもので、血管の細胞も骨を作る能力をもともと持っているためだと考えられています。
血管にカルシウムがたまると、その部分が傷つきやすくなります。血液のカルシウムが不足すると、骨が弱くなるだけでなく、動脈硬化のリスクまで増やしてしまうのです。
「骨太なのに骨折」
愛知県に住む67才の女性は、去年、犬の散歩中に地面に手を一瞬ついただけで手首を骨折してしまいました。しかし、病院で測った骨密度は、同年代では正常の89%。本人も骨には自信があったといいます。
最近の研究では、「骨密度で説明できる骨折のリスクは70%程度」といいます。では、残りの30%はどんな原因なのでしょうか?
破骨細胞は、骨を壊すのにおよそ20日間かかります。その後、骨芽細胞が骨を再生させますが、それにはおよそ90日間かかります。この間、骨のつくりかえられている部分は、小さなへこみができているような状態で折れやすくなっています。
破骨細胞の活動を抑える女性ホルモンが減ると、破骨細胞は歯止めがきかなくなり、骨を作りかえている“工事中”の部分が増え、骨折するリスクが高まるのです。
骨のつくりかえられている部分が多いかどうかは「骨代謝マーカー」という検査で調べることができます。骨が壊されるときに出る分解物が尿にどれくらい含まれているかを調べるのです。
※骨代謝マーカーは、多くの場合、尿や血液の検査を行っている医療機関で受けられます。事前に確認してから医療機関を訪ねてください。
骨密度以外の骨折のリスク
同じ骨密度であっても、下のような項目に当てはまる人は、その分だけリスクが高まります。
過去にささいなことで骨折したことがある人 2倍
※交通事故などの骨折は含みません
親の骨折(親に太ももの付け根の骨折の経験がある人) 2.3倍
喫煙習慣のある人 1.3倍~1.8倍
日本酒換算で1日2合以上の飲酒の習慣のある人 1.3倍~1.7倍
※骨粗鬆症学会が発表した「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」2006年度版に基づく
「発見!骨太食材」
去年発表された『骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン』によると「カルシウムの摂取量を増やす、あるいはカルシウム製剤を服用するだけで、骨粗鬆症の治療、すなわち骨量の増加や骨折の予防が期待できるわけではない」とあります。どういうことなのでしょうか?
私たちが食べたカルシウムは腸から吸収されます。ところが、年をとると吸収率が下がってしまうため、カルシウムだけをとっていても不足しやすくなるのです。しかし、291人の女性の骨密度と食習慣の関係を調査した研究者が、骨に良い食材の組み合わせを見つけました。
野菜、魚、キノコ中心の食生活の場合
野菜、魚、キノコを中心とした食生活の場合、これらをたくさんとっているグループは、あまりとっていないグループと比べて、4%ほど骨密度が高い傾向にありました。野菜にはカルシウムが、魚やキノコにはビタミンDという物質が含まれています。
ビタミンDには、次のような効果があります。
骨芽細胞の働きを助ける
腸からのカルシウムの吸収をよくする
尿でカルシウムが捨てられないようにする
筋肉に作用し転倒しにくくする
大豆中心の食生活の場合
大豆を中心とした食生活の場合、たくさんとっているグループと、あまりとっていないグループの間で違いは見られませんでした。このような食生活は、塩分を加えることが多いためと考えられます。ナトリウムをとりすぎると、カルシウムが一緒に捨てられてしまうためです。
運動と日光浴も効果あり
運動は、カルシウムが骨につくのを助けるため、良いと考えられています。番組ではウォーキングをお勧めしました。
日光浴も、皮膚でビタミンDが合成されるため、お勧めです。ただし、日光の浴びすぎは、熱中症や皮膚がんのリスクを高めるため、1日20分程度までにするのが目安といわれ、それ以上は注意が必要です。
ご注意
カルシウムをとっても意味がないということではありません。むしろ、厚生労働省が定めているカルシウム摂取目標量と比べても不足しているため、積極的な摂取をお勧めします。ただし、年をとるとカルシウムの吸収量が落ちてしまうため、より吸収を高めるという視点から、ビタミンDをあわせてとることをお勧めするものです。
去年発表された『骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン』によると「カルシウムの摂取量を増やす、あるいはカルシウム製剤を服用するだけで、骨粗鬆症の治療、すなわち骨量の増加や骨折の予防が期待できるわけではない」とあります。どういうことなのでしょうか?
私たちが食べたカルシウムは腸から吸収されます。ところが、年をとると吸収率が下がってしまうため、カルシウムだけをとっていても不足しやすくなるのです。しかし、291人の女性の骨密度と食習慣の関係を調査した研究者が、骨に良い食材の組み合わせを見つけました。
野菜、魚、キノコ中心の食生活の場合
野菜、魚、キノコを中心とした食生活の場合、これらをたくさんとっているグループは、あまりとっていないグループと比べて、4%ほど骨密度が高い傾向にありました。野菜にはカルシウムが、魚やキノコにはビタミンDという物質が含まれています。
ビタミンDには、次のような効果があります。
骨芽細胞の働きを助ける
腸からのカルシウムの吸収をよくする
尿でカルシウムが捨てられないようにする
筋肉に作用し転倒しにくくする
大豆中心の食生活の場合
大豆を中心とした食生活の場合、たくさんとっているグループと、あまりとっていないグループの間で違いは見られませんでした。このような食生活は、塩分を加えることが多いためと考えられます。ナトリウムをとりすぎると、カルシウムが一緒に捨てられてしまうためです。
運動と日光浴も効果あり
運動は、カルシウムが骨につくのを助けるため、良いと考えられています。番組ではウォーキングをお勧めしました。
日光浴も、皮膚でビタミンDが合成されるため、お勧めです。ただし、日光の浴びすぎは、熱中症や皮膚がんのリスクを高めるため、1日20分程度までにするのが目安といわれ、それ以上は注意が必要です。
ご注意
カルシウムをとっても意味がないということではありません。むしろ、厚生労働省が定めているカルシウム摂取目標量と比べても不足しているため、積極的な摂取をお勧めします。ただし、年をとるとカルシウムの吸収量が落ちてしまうため、より吸収を高めるという視点から、ビタミンDをあわせてとることをお勧めするものです。
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この記事へのコメント
天皇陛下が骨粗鬆症っていってましたね~
適度の運動と栄養を注意するとか?
適度の運動と栄養を注意するとか?
Posted by マッシー!! at 2008年02月26日 13:20
☆マッシーさん♪
こんにちは!適度な運動と食事療法なんですが・・・。牛乳の取りすぎはかえって効果がないようなんです。。。
小魚、キノコ、お野菜のほうが効果があるといってました。
もちろんカルシウム剤との併用が一番みたいです。。
こんにちは!適度な運動と食事療法なんですが・・・。牛乳の取りすぎはかえって効果がないようなんです。。。
小魚、キノコ、お野菜のほうが効果があるといってました。
もちろんカルシウム剤との併用が一番みたいです。。
Posted by ひでぼ~不養生な薬屋
at 2008年02月26日 13:23
at 2008年02月26日 13:23ひでぼ〜さん♪
こんにちわ(*^o^*)
マッシ―さんが言うように 天皇陛下がそうだって新聞に書いてありましたねぇ★
女性はかかりやすいって言われてますよね!一応豆乳続けて飲むようにしてますが
o(^-^)o
頑張ります♪
こんにちわ(*^o^*)
マッシ―さんが言うように 天皇陛下がそうだって新聞に書いてありましたねぇ★
女性はかかりやすいって言われてますよね!一応豆乳続けて飲むようにしてますが
o(^-^)o
頑張ります♪
Posted by ママピー携帯♪ at 2008年02月26日 15:11
☆ママピーさん♪
さすがです(^-^)/
お野菜、魚、キノコーそしてダンベル運動なんかもいいですね('-^*)がんばってね…。いつまでも若若しくいてくださいね。
さすがです(^-^)/
お野菜、魚、キノコーそしてダンベル運動なんかもいいですね('-^*)がんばってね…。いつまでも若若しくいてくださいね。
Posted by ひでぼ〜不養生な薬屋 at 2008年02月26日 15:26
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